進行がんの場合の化学療法と放射線治療の費用
がんの治療では、進行がんであれば、多くの患者が手術だけでなく、化学療法や放射線治療をも受けることになります。 例えばさきほどの胃がんの場合だと、通院で化学療法を受けることになれば、月々抗がん剤の費用が必要となります。 胃がんの薬剤だと1ヶ月に約7万~8万円の費用(自己負担額2万~2万5千円)がかかることになります。 また大腸がんの抗がん剤は非常に高価な部類に入りますが、薬剤費は薬の種類によっては1ヶ月に40万円(自己負担額10万~12万円)ほどかかります。 放射線治療の費用は照射方法にもよりますが、一般的な体外照射では1回1万円で、25回受ければ計25万円となります。 治療の中にひとつでも保険外診療が含まれると、全額が自己負担になることもあり、その治療費はときには1000万円以上にも達します。 公的保険制度や民間保険を活用すれば、がんの医療費負担はある程度軽減されますが、家族のひとりががんになると、治療費だけではなく、交通費(患者だけでなく家族の分まで)、宿泊費、入院準備費用、手術後の補助器具費など、さまざまな費用がかさんできます。 患者や家族が休職すれば収入も減少しますし、がんとの闘いは患者と家族の経済的な戦いにもなってきます。
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